休み明けの一曲(2021年上半期アルバム編)
こんばんは。2021年も後半に入ったということで、2021年の上半期を振り返って、買って良かったなぁと思ったHR/HMアルバムをジャンル別に独断と偏見で挙げてみました。
(ハードコア部門)Weight of the False Self/HATEBREED
(スラッシュ部門)Hell Unleashed/EVILE
(プログレ部門)Relentless/SWEET OBLIVION
(ハードロック部門)No One Sings Like You Anymore/CHRIS CORNELL
(デスメタル部門)Violence Unimagined/CANNIBAL CORPSE
(正統派メタル部門)Helloween/HELLOWEEN
(J-ロック部門)Unseen World/BAND-MAID
上記アルバムは、いずれもレベルの高い作品ですので、好きなジャンルでも普段は聴かないジャンルでも、意外といけることもありますので、良ければトライしてください。
ただ、上記アルバムのほとんどは、活動歴の長いベテランバンドによる作品で、チョイスに面白みがないので、ここで、特別枠として、もう1作品をご紹介します!
それが、今年の1月にデビューアルバムを出した「花冷え。」の「乙女改革」です!若いバンドです。具体的には、高校の軽音楽部の同級生3人、シャウトVo.「ユキナ」、Gt/クリーンVo.「マツリ」、Ba「ヘッツ」からスタートし、高校生バンド大会「スクールズアウト2017」も準優勝し、去年、Dr.に「サエ」が加わった4人編成のラウド系ガールズバンドです。メンバー全員20代前半の女子ということもあり、歌詞の内容は、SNS、食べ物、出会い系アプリなど今どきの女子っぽく、歌唱・演奏面は、軽音楽部の学生ノリの初々しさはありますが、あのCrystal Lakeの田浦楽さんがプロデュースしていることもあって、サウンドのクオリティは高く、個人的に応援しているバンドの一つです。Babymetalが世界的にブレークした大きな要因はプロデュース側の力でありますので、世界を知る優秀なプロデューサーに支えられている「花冷え。」も、日本独特のSuper Weirdなカルチャーを全面にアピールすることで、地下アイドルやガールズバンドが乱立している国内よりも海外で人気が出そうな気はします。本作品は、マキシマムザホルモンをベースに日本のパンク、ラップを上手に混ぜた印象を受けました。
そんなわけで、本日は、2021年上半期の注目アルバム「乙女改革」より、「我甘党(We Love Sweets)」をご紹介します!