休み明けの一曲(第14回目)
こんばんは。今度の日曜は衆院選挙がありますね。誰に・どの党に投票されるかは皆さまのご自由ではありますが、選挙を迎えるにあたって、本日ご紹介するバンドとの関連で思ったことを少しだけ語ろうと思います。
都議選、参院選、衆院選と過去に色々な選挙で投票してきましたが、正直、私は、「この人を当選させたい!」と思うような人には投票した経験は少なく、大体は、消去法で投票してしまっています。
選挙の度に、いつも迷います。若手の候補者に対しては、「当選後、永田町で骨抜きになって、単なる税金ドロボウに変わってしまうのではないか」とか、当選回数の多いベテラン候補者に対しては、「この人は何回も当選しているのに何もしていないじゃん」とか色々と考えます。今度の選挙は、コロナという有事が発生した後の初の全国選挙ということもあり、自分なりに候補者について調べて真剣に考えて投票しようと思っています。
さて、そんな中、隣国の台湾には、興味深い国会議員がいます。その方の名は、「フレディ・リム(Freddy Lim)」。彼は、CHTHONIC(ソニック)というゴリゴリのメタルバンドのボーカルでありながら、現役の国会議員(2期目)でもあります。メタルバンドのボーカルとして活躍していながら、台湾情勢について積極的にYoutubeなどで発信している列記とした国会議員です。フレディだけでなく、あの天才オードリー・タンをデジタル担当相という要職に起用するなど台湾の政治も行政も多様性に富んでいて素晴らしいですね。日本の政治も行政も、似たような人ばかりを集めるのではなく、少しでも多様な人材を受け入れられるようになればと願っています。
そんなわけで、本日は、今年の5月に台湾で開催されたMegaportフェスのトリを務めたCHTHONICの「Set Fire to the Island」という曲をチョイスしました!このPVの1:35あたりに、なぜかオードリー・タンもステージ後方のスクリーンに少しだけ映っています。ちなみに、ベースを弾いている女性は、フレディの奥様、ドリスです。いつ見ても格好良くて綺麗な方ですね。