デスメタルの始祖。33年ぶりの新アルバム。
メタルのジャンルの一つである「デスメタル」を始めたのは誰でしょう。
諸説ありますが、サンフランシスコ出身「POSSESSED(ポゼスト)」の名前を挙げる方も多いかと。
1985年に彼らのデビューアルバム”SEVEN CHURCHES”の最後の曲に”DEATH METAL “という曲が収録されており、また、その前年も”DEATH METAL”というデモも出していますので、少なくとも”DEATH METAL”というワードを使い始めたのは彼らであることは有力かと。
さて、そんなデスメタルのパイオニアとも言われる、POSSESSEDなのですが、ボーカルのジェフ・ベセラが泥棒に遭遇し、拳銃で撃たれ、半身不随になってしまったことから、1989年に解散してしまいました。
しかし、そんな彼らは、活動を再開し、ついに、33年ぶりにニューアルバム”REVELATIONS OF OBLIVION”をリリースしました!
発売日の一昨日に買ったばかりなので、まだ、聴き込んでいませんが、なかなか良かったです。昔のSLAYERやVENOMの曲の音質の良いバージョンという感じでしょうか。あと、ボーカルの声がMOTORHEADのレミーの声に似ている気がします。デスメタルのパイオニアと言われていますが、ベイエリア出身ということもあって、デスメタルというよりはスラッシュメタルに近いと思います(ボーカルが何を歌っているかが分かるので笑、MORBID ANGELやCANNIBAL CORPSEのような現在のデスメタルとは異なります)。なので、スラッシュメタル好きは好きかと思いますが、今風なデスメタルを期待されている方には向いていないかもしれません。個人的には、もう少し曲にバリエーションがあったらもっと良かったと思います。
一丁前に採点させていただきますと、5点満点中、3.8点。オフィシャル動画がYoutubeにありましたので、埋め込ませていただきました。気軽に感想やご意見も聞かせてください!